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LDHにハマった二次元オタクのよろずジャンルブログ

三代目にハマった私と「ナミさん・ロビンちゃんの法則」

幼い頃から音楽番組に限らず民放のテレビ番組をあまり観ずに育った私は、取り立てて挙げる程の好きなアーティストをがいない青春時代を過ごしてきた。
高校の終わり頃に遅めのオタク化を迎えてからは、アニソンやボカロにばかり詳しくなっていき、一般的な邦楽アーティストについては相変わらず疎いままだった。
友人の影響でハマったSound Horizonを好きなアーティストとして挙げることはあったが、悲しいかなオタクやサブカル文化に馴染みのない人相手にはその名はほとんど知られていなかった。

そんな私が、三代目 J Soul Brothers(以下、三代目)にハマった。

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE OFFICIAL WEBSITE

きっかけは『HiGH&LOW』というEXILEや三代目等のLDHEXILEの事務所)の人たちがいっぱい出てくる(と思われがちだがそれ以外の事務所の俳優もいっぱい出てくる)ドラマなのだが、その話はまたにする。

今回話したいのは、アーティストらしいアーティストにハマるのが初めてで(サンホラもアーティストではあるが便宜上ノーカン)、当初グループのメンバーを何と呼んだらいいかわからなかった問題である。

私の三代目の中での推しは小林直己氏であり、三代目のメンバーも彼から順に徐々に名前を覚えていったのだが、まず彼の呼び名で戸惑った。
とりあえず、名前が小林直己だと知ったので、「小林直己」とフルネームで呼んでいた。何の捻りもない。
推しへの想いを拗らせすぎたオタクが漫画やアニメの推しキャラのフルネーム呼び捨てに至るという話はよく聞くし私自身も経験があるが、小林直己に関してはその境地に至ったわけではなかった。

小林直己は以前はNAOKIという名義で活動していたが、途中から本名の小林直己で活動するようになった。
私が彼の存在を知った時には、彼はもう小林直己だった。
NAOKIだった頃に彼に出会っていたら小林という名字も知らず、他に呼びようもなく、始めからNAOKIと読んでいたかもしれない。
しかし小林直己としての小林直己に出会ってしまった私は、彼を小林直己と呼ぶ他なかった。
そんなの「小林さん」でも「小林くん」でも「直己さん」「直己くん」「直己」でも、好きに呼べばいいではないかと思われるだろう。
しかし簡単には呼べなかった。

それは、彼が三代目という“アーティスト”のメンバーであり、アーティストが世に出す主要コンテンツというのが曲やミュージックビデオ(以下、MV)だったからだ。
何を言いたいのかというと、曲を聴きMVを観ているだけでは、そのアーティストのメンバーが他者からどんな呼び名で呼ばれているかがわからないのだ。

今や立派なオタクである私には、様々な漫画やアニメに推しキャラがいる。
漫画やアニメなら、登場するキャラクターが他者からどんな呼び名で呼ばれているかわからないということがあまりない。
そして我々はキャラクターを話題にする際に、作品内での他のキャラクターからの呼び名に引っ張られることがある。
それを私は勝手に「ナミさん・ロビンちゃんの法則」と呼んでいる。

ナミ、ロビン、どちらも漫画『ONEPIECE』の登場キャラだが、彼女たちを話題に挙げる際、私はそれぞれを「ナミさん」「ロビンちゃん」と呼んでしまう。
それは同作の登場キャラであるサンジがそれぞれを「ナミさん」「ロビンちゃん」と呼ぶのに引っ張られているのに他ならない。
そのサンジについても、ナミがそう呼ぶ為に「サンジくん」と呼びがちだ。
自分より遥か年下のキャラクターを「○○先輩」「△△先生」等と呼ぶのも同じ現象だと思う。

ところがアーティストの場合は、いくら曲を聴いても、いくらMVを観ても、彼らがどんな呼び方をされているのかがわからない。
倣うべきサンジくんがいないのだ。

ハマりたての頃はとりあえず片っ端から曲を聴きMVを観ていたが、その後少しずつバラエティ番組への出演やドキュメンタリー動画等を観る中で、三代目のメンバーがお互いの名前を呼ぶ場面に触れる機会が増えていった。
その中で、私の推し・小林直己は、先輩からは「直己」、後輩からは「直己さん」と呼ばれているのがわかった。
そのまんまなのだが、それがわかるとわからないとではこちらの心構えが全然違う。
彼は私よりも年上なので「直己さん」呼びになるかとも思ったが、なんやかんやで今では「直己」呼びに落ち着いた。
他の三代目のメンバーについても呼び名が定まっていき、NAOTOさん、健ちゃん、ELLY、岩ちゃん、臣、隆二、とそのままの呼び方もあれば他の人がそう呼ぶのを聞かなければ呼んでいなかったであろう呼び方もありといった様相である。

「ナミさん・ロビンちゃんの法則」自体には前々から気づいていて面白いと思っていたが、漫画やアニメの推しとアーティストの推しとでは大きな違いがあるのは大きな発見だった。
初めてアーティストらしいアーティストにハマったことで気づいたことだった。
ありがとう、直己。