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3次元・2次元の推しの話から日常の話まで

プリキュア映画と大人の私

先日、プリキュア15周年記念映画『映画HUGっと!プリキュアふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』を観てきた。

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今までに観たプリキュア映画は以下の5タイトルなので、久しぶりのプリキュア映画鑑賞となった。

・『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』(2012.3.17公開)
・『映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!』(2012.10.27公開)
・『映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』(2013.3.16公開)
・『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』(2014.3.15公開)
・『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』(2015.3.14公開)

テレビシリーズをリアルタイム視聴していたのが、『スマイルプリキュア!』の途中から、『ドキドキ!プリキュア』、『ハピネスチャージプリキュア』の途中までなので、映画もその時期周辺のものは鑑賞しているといった感じだ。
もちろん作品のメインターゲット層の女児時代に観ていたわけではなく、Twitterで見かけたウルフルンと星空みゆきの二次創作イラストがあまりにも自分好みの組み合わせすぎて気になったというオタク極まりないきっかけから、大学生の頃にプリキュアデビューを果たした。

過去のシリーズとしては『YES!プリキュア5』が気になって途中まで観たが、未だ完走出来ていない。
ちなみに、完走出来ていないのであまり胸を張っては言えないが、自分が観たシリーズの中で好きなプリキュアを一人挙げるなら、キュアミントだ。


このブログでプリキュアの話をするのが初めてなので自分のプリキュア遍歴を語ってしまったが、なぜ今回久しぶりにプリキュア映画を観ようと思ったのか。
それは映画『若おかみは小学生!』を観に行った時に予告をやっていて気になったからだ。
予告だけなのにうるっと来たというのもあるが、それ以上に、プリキュアの人数が55人などと言っているのが気になりすぎた。
数年観ていないうちにそこまで増えていたとは。

そんなきっかけで久しぶりに観たプリキュア映画。
泣いた。
というかプリキュア映画で泣くなという方が無理だった。
最初こそ輪郭線の太さと線の色の薄さに目が慣れなかったが、観ているうちに内容に引き込まれてそんなことは気にならなくなった。
めちゃくちゃよかった。
HUGっと!プリキュア』の変身バンクも初めて観たがすごくよかった。


『若おかみは小学生!』の感想記事を書いた時に、子供向け作品について以下のような話をした。

これは以前から子供向け作品について思っていることなのだが、大人が子供に向けて真剣に作った作品というのは、大人の心をも動かすものだと思う。

この以前から思っていたというのは、大人になってから触れたプリキュア作品についてに他ならない。
今作の映画も、手の込んだ真剣に作られた作品であることは溢れんばかりに伝わってきた。
だいたい55人もの歴代プリキュアを務めた女性声優をもれなく全員キャスティングしてくる時点で、子供だましな手の抜き方などしていないことがわかる。
真剣に作っていないわけがない。

真剣に作っているのは大前提として、それにしてもなんで大人が観てこんなに泣けるんだろうと思った時に、プリキュアが戦う女の子の作品でありながら、勧善懲悪の世界ではないことがひとつの要因かなと思った。
勧善懲悪ーー善を勧め、悪を懲らしめる。
プリキュアシリーズを全て観ているわけではないが、プリキュアの姿勢は悪を懲らしめるというより、悪を正す、改心させるといった傾向があると思う。

それは、プリキュアに出てくる悪役が、根っからの悪でない場合が少なくないからこそではないだろうか。
オールスターズニューステージの三作然り、今回のオールスターズメモリーズ然り。
悪いことをしたいとか、悪いことをするのが目的ではなく、自分のやりたいことを自分の思うように実践した結果、他の人に迷惑をかけてしまうといったタイプの悪役とでも言えば良いか。

もしかしたら大人がプリキュアを観る時、そんな悪役に自分を重ねたり感情移入したりする場合もあるのではないだろうか。
世の中、善か悪かで割り切れることばかりでないと知っている大人だからこそ、プリキュアがんばれという視点だけでなく、別の視点でプリキュア映画から受け取るものがあるのではないだろうか。


そんな大人の目線はさておき、かつて女児だった者としての目線で見ても、キラキラに輝くプリキュアは本当に可愛くかっこいいので、プリキュアっていいなと思う。
プリキュアの戦闘は特に肉弾戦が見応えもあって好きだ。
闘う女の子はかっこいい。


余談だが、今回観に行ったのは平日夜の回だったので、わりと大きめのシアターにミラクルライトを振る子供の数は数える程度だった。
KING OF PRISM by PrettyRhythm』の応援上映でガラガラの劇場の中推しを懸命に応援したことを思い出した。

もしかしてミラクルライトを使えるプリキュア映画って応援上映のはしりなのかな、でもあれは子供が映画館でずっと大人しくしているのが難しいことへの対策のような気がするから応援上映の本質とはまた違うかな、などと考えたりもした。
そのあたり考え出すと長くなりそうなので、応援上映に関する話はもし気が向く時が来たら別の記事で。(意図せずして自然とブログ名に沿った言い回しみたいなものを使えた!タイトル回収!)

なんだかまとまりがないけれど、メモ代わりに応援上映とミラクルライトについてのニコニコ大百科リンクでも貼ってこの記事はこれまで。
応援上映の歴史、自分が思っていたより古いようだ。
dic.nicovideo.jp
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