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とんこつラーメンと私

東京生まれ東京育ちの私が初めてとんこつラーメンを食べたのは、社会人になってからだった。
正確には博多ラーメンというのだろうか。
細麺の硬さを選べて、替え玉なんか頼めちゃったりするあれだ。
博多ラーメン - Wikipedia


新卒で入社した会社を1年で辞めた後、就職活動をしつつ資格取得の為の講座に通っていた。
朝から昼頃までの授業を受けて、家に帰ってから昼食を取る日もあれば、空腹に耐えきれず無職の身でありながら外で食べて帰る日もあった。

その講座の教室の近くに、とんこつラーメンの店があった。
ある日の授業帰りに、たまにはラーメンでも食べるか、と寄ってみることにした。
ラーメン屋にしては小綺麗な、カウンター席だけのこぢんまりとしたお店で、昼時の時間帯から少しずれていたからかそんなに混んでもおらず、比較的入りやすい印象だったと記憶している。
今日はとんこつラーメンデビューをするぞ!等と意気込んで暖簾をくぐったわけではなく、ただなんとなく、たまにはラーメン、と思っただけで、とんこつラーメンの何たるかも実はよくわかっていないような状態だった。

麺の硬さを聞かれて初めてのことに戸惑いながら普通を頼み、替え玉を頼む等という馴染みのない行動をいきなり取れるわけもなく、1玉食べただけで出てきたが、初めて食べるとんこつラーメンは美味しかった。
自分がラーメンと聞いて思い浮かべる太麺の醤油ラーメンや味噌ラーメンよりも、この細麺の食感はむしろ好みかもしれないとさえ思った。


しかし、その後その店に通い詰めるようなことは特になく、講座を通い終え、再就職も決まった。
就いた仕事が営業職だった為に昼食は基本的に出先で食べる日々となった私は、会社から営業エリアまでの道中で一蘭に出会ってしまう。

久しぶりに食べるとんこつラーメンに、やっぱり好きだなと思った。
一蘭の特徴として、自習室の如くカウンター席が壁で区切られている上に注文が全て紙で出来るというコミュ障にも優しい設計がありがたい。
その仕事も今は辞めてしまい別の仕事をしているが、仕事を辞める直前のストレスマックスの頃にはもうしょっちゅう一蘭に行ってはとんこつラーメンに癒やされていた。
一蘭以外のとんこつラーメンの店を発掘して赴くこともあり、替え玉文化にも慣れた。


今は内勤の仕事をしていて、仕事の日にとんこつラーメンを食べるということはなくなったが、たまに休日に食べに行くことはある。
食券や一蘭のような注文用紙がない店でも「ラーメン、カタで」、「替え玉、カタで」とさらっと頼めるくらいには成長した。
はじめの頃こそ普通の硬さを選んでいたが、回数を重ねるうちにカタくらいが好みだとわかったきた。
替え玉のカタを頼む頃にはスープの温度が少し下がってくるので、1玉目のカタより替え玉のカタの方が少し硬く、食感の違いを楽しめるのもまたいい。


ところでなぜとんこつラーメンとの出会いを語り出したのかというと、今日の昼休みにローソンのとんこつラーメンを食べたからだ。

とんこつラーメン(税込み498円)

とんこつラーメン|ローソン


最近の昼食は基本的にはご飯のみ持参しておかずをコンビニで買うスタイルを取っているが、ご飯を持参しない日もあり今日はその日だった。

レンチンだけで食べられるスープのシリーズのようにこれを容器ごとチンでラーメンが食べられるのか、すごいな、と思いつつ、でもお店のようなとんこつラーメンを期待してはいけないんでしょう?そもそもこの麺はカタなの?やわなの?それともバリカタ?と、期待はせずに購入した。

期待しなかった割にはなかなか美味しいと思った一口目だったが、一杯食べ終わる頃には、やっぱりお店のとんこつラーメンでないとダメだなあと思った。
麺の硬さは普通といったところだった。
替え玉がないのも寂しい。

とんこつラーメン好きにはあまりオススメしない商品かなという感想だ。
代替的なものでもいいからとにかくとんこつラーメンに近いものが食べたいという人には良いかもしれないが、とんこつラーメンが大好きな人は普通に店で食べた方が良いと思う。

そんなわけで私はとんこつラーメンはラーメン屋で食べることにして、コンビニで買うのはお気に入りのスープシリーズにしておこうと思う。