気が向く時しか気が向かない

LDHにハマった二次元オタクのよろずジャンルブログ

いつも応援してくださる皆さんへ

というタイトルが苦手だという芸能人ファンは少なくないと思う。
三次元に推しがいる人にとって「チケットをご用意することが出来ませんでした」と並ぶくらい目にしたくないフレーズかもしれない。

芸能人のブログ等のこういう改まったタイトルの記事で報告されることと言えば、結婚だったり、活動休止だったり、はたまた引退、解散など、ファンにとって喜ばしくないニュースである可能性が低くない。
結婚というのは当人にとっては幸せなことであるはずだが、ファンの立場からすると複雑なものだ。

私も三次元に推しが出来て、その問題について考えたことはある。
推しが結婚した時、自分はどうあるべきか、いや、どういられるのか、どうなってしまうのか。
何しろ全身全霊かけて推したい三次元の人物がいるという状態が初めて経験することなので、正直よくわからないのだ。


パワーワード量産コラムニストとして名高いカレー沢薫先生が、自身のコラム連載の中で三次元の推しの結婚について触れていた。

www.gentosha.jp

確かに可能性はゼロに近いが、お互い同じこの腐敗した世界に堕とされたゴッズチャイルド同士な時点で完全にゼロではないのだ。
推しが二次元なら腐敗した世界に堕ちてんのは自分だけなので「もしかしたら」を考えずに済む。
ゼロでないから、推しが結婚しゼロになった瞬間を悲しまなければいけないのだ。


確かに仰る通りなのだが、読んでみて私は三次元の推しに対してワンチャンあるとの感情をあまり抱いていないなと気がついた。
完全にゼロではないとは言っても、やはり限りなくゼロに近いのだ。
「そうは言っても、もし推しと結婚出来るならどうする?したいでしょ?」などと聞いてくる輩がいたら、それは1億円をくれもしない人が「もし1億円あったらどうする?」などと聞いてくる行為と同じだ。
そんなことは1億円(非課税)を用意してから言ってほしい。
よって「推しと結婚出来るならどうする?」という質問を私にするなら、まず小林直己とのお見合いをセッティングしてからにしてほしい。
そんなセッティングはまず成立しないとわかっているので、その質問に回答する意味がそもそもないということだ。


ワンチャンあるとは思っていないなら、何が推しの結婚を悲しむ理由となるのか。
自分が結婚出来ないのは別にいいけれど、それなら他の誰とも結婚してほしくない、という感情はあるかもしれない。
推しが特定の誰かのものになってしまったら寂しいという感覚が自分の中にないとは言い切れない。


しかしその一方で、私は推しに対してさっさと結婚してくれという気持ちを持っていないこともない。
これは強がりとかではなく、純粋に、『旦那 小林直己』、『父親 小林直己』などのスピンオフが見たいのだ。
生きてるだけでスピンオフな三次元の推しに対して、夫としての一面や親としての一面といった本編では見られないスピンオフ展開を期待せずにはいられない。
子は授かり者だし、そもそも推しのパートナーが異性とも限らないので、やれ結婚は、やれ子供は、などと外野が軽々しく言うことなど出来ないが、叶うものなら『祖父 小林直己』だって見たいと思っている。


それに私は「いつも応援してくださる皆さんへ」の内容が結婚報告なら、活動休止や芸能界引退、グループ解散等よりはよっぽど良いと思っている。

私の推しは、かつて発達性脊柱管狭窄症を発症しその治療の為に活動を制限していたことがある。

EXILE・NAOKIが発達性脊柱管狭窄症で活動制限を発表 4月ツアーで復帰予定 | ORICON NEWS

私が彼を知り推し始めるよりもだいぶ前の話で、私が推しに出逢った時にはとうに復帰してパフォーマンスをしていたが、私の推しに限らず、生きている人間である以上ずっと健康な保証はどこにもない。
そう考えると、過去に手術を要するほどの治療を経験している推しであるからこそ一層、「結婚!?よかった!!怪我とか病気じゃなくて!!!!」と思える気がする。

結婚しても変わらずパフォーマーとして活躍してくれるというなら、推しが結婚したっていいのだ。
そもそも推しの生活を24時間見ているというわけではない。
ライブ後に帰宅した推しが食べるご飯が自炊飯であろうと配偶者の作ったものであろうと、変わらずライブパフォーマンスをしてくれると言うなら何だっていいのだ。


なんて言ってはみるものの、実際にその時を迎えたらどうなるかはわからない。
スピンオフの供給を喜ぶ反面、1週間くらい寝込んで仕事を休むかもしれない。
これを読んでいるリア友がもしいたら、その時は私にこの記事のURLをLINEで送ってほしい。
この記事を読んで推しの結婚に動じない心を呼び戻すーー為の良い案だと思ったが、駄目だ。
自分がつけた記事タイトルの「いつも応援してくださる皆さんへ」というフレーズを見て寝込む期間が倍に伸びるに違いない。

いざという時にカメラに向かって「でも幸せならOKです」と言えるくらいに、今のうちから精神力を鍛えておきたい。dic.nicovideo.jp