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高野苺最新作『君になれ』の試し読み小冊子がすごい

書店で買い物をした時、レジ横に気になる試し読み小冊子があったのでもらったきた。
えっ、これ無料……?と戸惑うレベルのパッケージだが、間違いなく無料配布の非売品だった。


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パッケージ表。

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パッケージ裏。


何やら普通の試し読み小冊子とは違う様子。
袋に入っている。なぜかフェイスパックを添えて。
小冊子の方も、1冊ではない。
どうやら、3冊入っている。


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袋から出したところ。

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紙のパッケージを片方開いたところ。

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両方開いたところ。


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これが中身の全て。小冊子3冊にフェイスパック1枚。


なんと、第1話、第2話、第3話がそれぞれ1冊の小冊子になっている3冊セットだった。
フェイスパックについては単におまけだと思われる。
(もしかして作品に何か絡んでくるのか?と思って読んでみたが、とりあえず第3話までにフェイスパックの出てくる描写はなかった)


電子書籍で気軽に試し読みが出来るこのご時世に、紙の試し読み小冊子によるプロモーションにこれだけ金をかけるかと、喜びと驚きの混じった不思議な気持ちになった。
そう、絶対金がかかっているのだ。
開封して気付く特殊装丁好きにはたまらない仕様を見て、金を!かけてる!と思わずにはいられなかった。


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エナメル加工?かそれに近い何か?表紙の文字部分と三角形に透明インクの厚塗り。

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3冊全てカバーつき。カバー下にも、カバーイラストとは別の印刷あり。


試し読み小冊子に使う特殊加工じゃないだろう!?というこの装丁。(後日店頭で単行本の現物を見て、単行本と同じ装丁にしていたのだとわかった)
同人誌を作ったことがある人なら、この装丁に楽しくなりつつも金をかけていることを感じ取ってしまうのではないだろうか。

出版社の双葉社がすごいのか、パッケージにあるアプリ・ピッコマを作っている会社がすごいのか……。


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パッケージから小冊子を取り出した下にあるQRコード


とりあえず小冊子の装丁だけで十分楽しませてもらったし、お礼の気持ちを込めてQRコードからGoogle Playストアにアクセスしダウンロードした。


piccoma.com


期間限定で一部無料で読めたり、一定時間待つと無料で読めたり、今自分が使っているLINEマンガのシステムに近い感じではあるなと思った。
読みたい作品が見つかったら読んでみたいと思う。

ちなみにこのアプリで『君になれ』は第1話、第2話までは無料。
第3話は前後半に分かれていて「待てば¥0」の待ち時間のチャージが溜まった状態なら1話分(前半)はすぐ読めるが、もう1話分(後半)を読むにはチャージが貯まるのを24時間待つ必要がある。


試し読み小冊子と同じ第3話まですぐ読むなら、kindleと LINEマンガの分冊版が3巻(1巻1話の分冊版)まで無料になっているので、この件に関してはピッコマよりも便利な気がする。
※LINEマンガはとりあえず無料期間が11/30まで。
kindleは期間の表示はなし。


lin.ee


こうして試し読み小冊子に力を入れたこのプロモーションが気になって色々調べていたところ、この作品にコブクロが関係していることがわかった。

今でこそ三次元の推しがいる私だが、推しができるまで邦楽にはめちゃくちゃ疎かったし、今も推しの事務所以外のアーティストにはまだまだ疎い。
(Mステを視聴する習慣が出来たので多少はマシになったが)
その為存じ上げなかったのだが、コブクロの曲に『君になれ』という曲があり、その曲とのコラボだという。


www.m-on-music.jp

www.futabasha.co.jp

youtu.be


なるほどこれはプロモーションに金もかけるわけだ……などと大人の事情を感じ取ってしまったりもしたが、なかなか面白い試みだと思う。

ちなみに小冊子3冊+フェイスパックのセット、私は書店にて入手したが、路上での配布も行っていたらしい。

www.kakao.co.jp


豪華装丁試し読み小冊子3冊セットというプロモーションが面白くて気になって調べたら、漫画自体がコブクロの楽曲とコラボという面白い企画だった。
世の中は面白いもので溢れている。楽しい。


肝心の試し読みの内容も、なかなか面白かった。
元々高野苺先生の作品はわりと好きなので(全てを読んでいるわけではないが)、作品にすっと入っていけた。
第3話が気になるところで終わるので、いずれ続きを読めればと思う。


そして完全に余談なのだが、高野先生の作品で1番好きなのは短編集『愛し金魚』に収載されている表題作の『愛し金魚』だ。
その昔、別冊マーガレット読者だった頃に読切掲載されたのを読んで、すごく惹かれて単行本も買った作品だ。

昔の高野作品は最近のもとと比べると絵柄もコマ割りもわりと癖があったように記憶しているので(『orange』や『夢みる太陽』が万人受けする正統派少女漫画という感じになっていて少々驚いた派)、多少人を選ぶかもしれないという気はするが、個人的に『愛し金魚』はすごく好きだった。

調べてみたら電子化はされていない様子。
実は色々と漫画を整理した際にを単行本を手放してしまったので、またいつか読みたいと思う。
(電子版があればたぶん勢いでポチっていた)

愛し金魚 (マーガレットコミックス)

愛し金魚 (マーガレットコミックス)



【2018.11.25 追記】
アプリ『ピッコマ』を使い始めてみたら、漫画読後に押せる「いいね」にあたる「ハート」が、1話に対してなんと最大10回押せることが判明。
はてなスターが無限に押せることに喜んでいた私、大歓喜